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香港FA木津英隆のマネーは巡る

香港在住ファイナンシャルアドバイザーによるオフショア資産運用のススメ。海外で自分年金を作りましょう。

プロフィール


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香港金融視察ツアー(3月・4月)参加者受付中!

木津 英隆(きつ ひでたか)
ライセンス番号:PIBA-0189-008030

謙信アセットコンサルティング(香港)代表取締役社長
個別相談申込フォーム

1974年3月9日長崎市生まれ、横浜市育ち。1996年青山学院大学法学部卒。ジャパン石油開発、ロイター通信(香港)、スタンダードアンドプアーズを経て、2008年3月より香港のIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)に所属する資産運用コンサルタントとして勤務。所属IFAのGRANDTAG社はアジア各国に600名の資産運用コンサルタント、25,000名の顧客を擁する香港系大手IFAの一角。お客様のライフプランに沿って、元本確保を最優先とし、オフショア投資商品、個人年金プラン、貯蓄型生命保険、相続対策商品などをご提案。また、香港の優れた金融サービス、投資優遇税制、年代別資産運用方法などについて、初心者にも分かりやすい小口投資家向け「海外で作る自分年金セミナー」を各地で定期開催。香港・中国・日本で皆様に信頼して頂ける資産運用コンサルタントとなることを目指して積極活動中です!

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過去記事もご参照ください!
私の履歴書(終)リストラからの復活
日本の未来を信じられますか?
行き詰まる日本の企業年金(1)
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グローバル時代の財産三分法
ドル暴落説の陰謀
人民元預金は有効か?
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HSBCの口座開設目的
香港投資移民制度について
IFAを活用するメリット(1)
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子供の教育費対策プラン(1)
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海外で作る自分年金(1)積立投資
海外で作る自分年金(2)貯蓄保険
海外で作る自分年金(3)個人年金
武富士長男事件を振り返る
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コメント一覧


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2009年05月31日 香港国際龍舟レガッタ
(上)本格的な競艇用レース会場        (下)全選手に発行されるIDカード
皆様、この端午節連休は如何お過ごしでしたか?私はすっかり仕事そっちのけで、ドラゴンボート三昧の連休となりましたが、本日は自宅にて残務作業をしております。昨日は、沙田で開催された香港国際龍舟レガッタに出場してきました。先日参加したスタンレー大会は、ドラゴンボートフェスティバルと言って、お祭りの色合いが強いのですが、レガッタ(競艇)になると、正式な審判艇やビデオ判定に加えて、テレビ中継もあり、地元ではオリンピック競技なみの扱いを受けます。当然、参加するチームのレベルも高く、海外からも強豪チームが参戦してきます。当日本人倶楽部はオープンの部に女性を交えたメンバーで臨みましたが、スタートから差をつけられての惨敗。漕ぐスピードと距離、水中での力強さ、どれを取っても相手チームが一枚も二枚も上手で、実力の差を見せつけられてしまいました。せめて混合の部での出場ならもう少し良いポジションまで行けたはずなのに・・。

香港国際龍舟レガッタの模様はこちら




当倶楽部は最近、女子会員数が大幅に不足しております。日本人倶楽部の女子チームと言えば、以前はスタンレー大会で毎年グランドファイナルまで出場する強豪チームでしたが、最近は女子チームの結成はおろか、混合チームに出場するたった8名の女子を集めるのにも苦労している状況です。以前は男顔負けの気概のある女子が沢山いたのですが、皆どこへ行ってしまったのでしょうか?このブログを読んで頂いた女子の皆さん、ドラゴンボートで心も体も鍛えて、健康的なスリムビューティを目指さそう!

香港日本人倶楽部ドラゴンボート同好会の入会・体験乗艇のお問い合わせはこちらの公式ブログをご参照ください。


(上)香港では低評判の燕京ビール    (下)沙田名物の鳩料理
中国本土在住者へコメント求む!

試合後は、沙田名物の鳩料理と飲茶ランチをしてきました。そこで出てきた瓶ビールが写真の燕京ビール。ビール瓶のデザインは高級なのだが、ここ香港では安くてまずいことで有名なビールだそうです。しかし、実際に飲んでみると、言われる程まずいということはなく、数杯飲んだ後に、やや薬のような苦さが舌に残る程度。中国で美味しいビールと言えば、まず青島ビールの名前があがりますが、これ以外にも地元特産の地ビールが楽しめるのが、中国各地を旅する楽しみでもあります。そこで、中国本土在住の方に質問です。貴方が一番好きな中国の地ビールは何ですか?燕京ビールを飲んだことがある方は、地元での評判についても教えてください。多数の方からのコメントをお待ちしております!

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2009年05月30日 激辛!四川料理プライベートキッチン
(上)唐辛子で埋め尽くされた料理    (下)S&P時代の同僚、T村さんが来港
ワンチャイにある四川料理プライベートキッチンの四姐川菜へ行ってきました。普通のマンションの2階にあり、看板も何も出ていないので、人に教えてもらわないと、まず自分だけではたどりつけません。ここでは観光客用ではない本物の四川料理が味わえます。全ての料理に大量の唐辛子が惜しげもなく盛り付けられており、スープが唐辛子で真っ赤かなので、なんの料理か分かりません。スプーンですくって、ようやく中から肉や魚が出てきます。お味の方は、食べた瞬間に全身に油汗がこみあげてきます。そして数秒後に全身を激辛が襲い、口から火を噴くとはまさにこのこと。金曜夜ということもあり、店内はほぼ満席で、各テーブルから火を噴く音が聞こえてきます。でも不思議と、やみつきになる味です・・。

四姐川菜 Tel: 2802-2250
2/F, Go Wah Building, 285-295 Lockhart Road, Wan Chai, HK

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2009年05月29日 熱闘inスタンレー
昨日は波が高く、勢いあまって衝突するボートが続出
昨日、香港のスタンレー・ビーチで開催されたドラゴンボート・フェスティバルに参戦してきました。毎年参加チーム数が増えており、今年は200チーム(1チーム20名)以上が参戦し、砂浜が見えなくくらい人人人で埋め尽くされ、大変な賑わいとなりました。私が所属する香港日本人倶楽部は、混合とオープンの部に1艇づつ出場しましたが、波が高いため、漕ぎ手は1チーム12名に減らされてしまいました。安全のためとはいえ、この日のために練習してきた人達のボートを漕ぐ機会が減ってしまったのは、大変残念なことです。

お天気もあいにくの雨日和でしたが、ドラゴンボートは雨乞いのお祭りでもあるので、やはり雨雲を呼ぶようです。朝、快晴でも、夕方になると土砂降りということは、ドラゴンボートの大会では良くあります。とは言え、やはりお祭り!ユニフォームにバニーガールや動物の衣装を付けた人達や、バドガール、レッドブルなどのキャンペーンレディーもいて、華やかな雰囲気です。海面にはドラの太鼓の音が響き渡り、沖合には観戦に来たクルーザーが多数停泊し、特設大画面にはレース海面の様子が映し出され、他のボート試合では見られないスタンレー独特の雰囲気があります。


(上)華やかなキャンペーンレディー達     (下)バニーガールを付けて応援する人達
結果は、混合がシルバーカップ決勝(上から2番目のカテゴリー)へ進出、オープンが予選敗戦と、混合についてはまずまず、オープンは以前はゴールドカップ決勝(一番上のカテゴリー)まで進出した実績があるのと比べると、大変残念な結果となりました。その日の夜の打ち上げでは、私は幹事役であったにもかかわらず、一人で悔しい~、悔しい~と叫んでおりました。試合に負けて悔しかったのではありません。自分自身のボート全盛期は、レース後に腕がしびれて物が持てなくなるほど、全力を出し切っていたのに、今シーズンは練習を含めて全力を出し切れなかった自分のふがいなさが悔しかったのです。打ち上げで、ある人に言われました。
「それが全力か!フルパワー!!」
ボートも仕事も全力フルパワーで、完全燃焼しないとやっぱり悔いが残りますね。

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2009年05月27日 明日は年に1度のドラゴンボート・フェスティバル
スタンレービーチが燃える、、1年で最も熱い日!
私が年に1度、仕事を完全に忘れる日があります。それは明日の端午節に、スタンレービーチで開催されるドラゴンボート・フェスティバルです。年々規模が大きくなっており、明日は200近いチームが参戦するようです。ボートは1チーム22名ですから、選手だけでも4,000名以上、見物客も含めると1万人以上が観戦に訪れます。スタンレーが1年で最も賑やかな、熱い1日となります。

第1レースは午前8時開始ですが、午前中は予選だけなので、午後からの観戦がおすすめです。海上に特設されたコース沿いにびっしりとクルーザーが並び、陽気な音楽と冷たいビールが楽しめます。基本的に予約貸し切り制のようですが、同僚の話によると、誰が混じっても全然分からないので、同僚は毎年、タダ酒&タダ飯の恩恵を預かっているようです。

今年のスポンサー、日清食品さん提供のユニフォーム
私は日本人倶楽部チームの選手として、出場します。今年のスポンサーは日清食品さんが引き受けてくれ、スポンサー提供の出前一丁のユニフォームを着て出場します。応援してくれる皆様の期待に応えるためにも全力を尽くして、頑張ります!そして夜は、太古城の東湖海鮮酒家で、体育会系ノリの打ち上げをやります。私はイベント担当役員なので、様々な盛り上げ企画を考えておりますが、どんな企画となるかは当日のお楽しみです。飛び入りで応援&打ち上げに参加されたい方がいらっしゃいましたら、明日の午後、スタンレービーチまでお越しください!

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2009年05月27日 香港でメキシコ料理
香ばしいトルティーヤにアツアツのサーロインステーキが挟まった本場ブリトー
金融や経済の話をするよりも、香港の日常生活の話をした方がヒット率が高いようです。やっぱり皆さん、軽い話の方が好きですか?だったら、私の得意分野ですよ・・。

昨日は一緒に残業していた同僚の日本人女性2名と、会社の近くにあるメキシコ料理店で軽く1杯のはずが、0時すぎまで飲んでおりました。私はここのお店のブリトーが大好物で、いつも店内は遅くまで賑わっているのですが、昨夜は豚インフルの影響か、心なしか空いていました。私は心の中で「ブリトーに罪はない・・」とつぶやきました。私は香港に来るまで、ブリトーと言えば、日本のセブンイレブンで売られているパックに入ったものしかイメージがなかったのですが、本場のブリトーは香ばしいトルティーヤにアツアツのサーロインステーキが挟まっており、ペースト状のアボガドとサワークリームを付けて頂きます。お客のほとんどが欧米人なので、彼らの口にも合うのでしょう。

明日は端午節休みで、スタンレーで年1回のドラゴンボートフェスティバルがあります。当社が入居する同じビルの中に、メキシコ領事館があるのですが、同僚はそこに友人がいるらしく、昨年の端午節では、メキシコ領事館がチャーターしたクルーザーに乗って、ボートのレースを見学しながら、ビール飲み放題だったそうです。今年は、私は日本人倶楽部チームで出場しますが、同僚はまだメキシコ領事館からのお誘いがないそうです。今回の豚インフル騒ぎで、それどころではなくなってしまったのでしょうか?

香港では面白い日本語を良く発見します。
もう一つ軽い話を。今朝、自宅近くのパン屋でパンを買おうと思ったら、ペンが売っていました・・。香港では右の写真のような面白い日本語を良く見かけます。ブログのネタにしようと思い、写真を取っていたら、ペン屋さんに広東語で話しかけられました。

ペン屋「どうされましたか?」
私「いえ、ちょっと・・。」
ペン屋「分かった、パッケージが気に行ったのですね!」
私「ええ、まあ・・。」

きちんと説明してあげられる語学力がなくってごめんなさい!

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2009年05月26日 東洋の真珠
暗闇で光り輝くブランドショップは、東洋の真珠の象徴
お客様から良く聞かれるご質問の一つに、「香港にお金を預けて将来も本当に大丈夫なのかしら?」と言われることがあります。私は自信を持って「大丈夫です!」と回答します。お客様が香港の将来を不安に思う理由は主に以下の3つ。

1.中国人民軍が香港に攻めてきて、銀行の預金を封鎖してしまうのではないか?
2.上海が国際金融センターになると、相対的に香港の地位が低下するのでは?
3.オフショアに資金を移動するのは違法なんでしょ?

上期1.は、大きな勘違いですね。いまでも中国人民軍の一部が香港に常駐していますが、彼らは香港市民の敵ではなく、香港市民を外敵から守る存在です。また、いざというときに、中国政府が香港市民のお金を全て没収してしまうことがあるでしょうか?くしくも香港は東洋の真珠と呼ばれ、中国政府にとっても金の成る木的存在です。香港という国際都市があるからこそ、海外から莫大な資金が集まることを中国政府も理解しています。

上記2.ですが、中国政府は国策として上海をアジアの金融センターにしたいようですが、これには本音と建前があるように思います。建前とはしては、中国人民元の為替自由化の象徴として上海に外資を集積したい、本音は人民元の為替自由化は輸出産業の保護のため、まだまだ先延ばしにしたい。

そうすると、国内金融は上海、オフショア金融は香港という役割分担が出来上がります。英語を話せる人材が多く、優良な港と空港を抱え、アジアの主要都市へ数時間以内でアクセスできる香港の優位性が簡単に揺らぐことはないでしょう。

上記3.ですが、資金移動の目的にもよりますが、脱税やマネーロンダリング目的ではなく、投資収益の確定申告手続きをきちんと行なっていれば、オフショア地域での資産運用は合法的に行なえます。

上のブランドショップの写真のように、香港はこれからも光り輝く東洋の真珠であり続けるでしょう!

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2009年05月26日 香港のトラム
地下鉄が出来る前は、トラムが市民の貴重な足でした。
香港島を東西につなぐ路面トラムはどこまで乗車しても料金は一律2ドル(約26円)ととってもお得。香港島内の主な繁華街を通り抜けるので、格好の広告塔でもあります。写真のようにお洒落な広告がペイントされたトラムも増えてきました。私も近距離の移動にはトラムを良く利用します。2階席の窓側に席を確保できれば、ビルの谷間を通り抜けるので、賑やかな繁華街や露天商など香港ならではの景色を堪能できます。難点は、ラッシュアワーには一般車がトラム線路にも侵入してきて、渋滞に巻き込まれるので、地下鉄で1駅の距離でも30分以上かかることがあります。急いでいるときには、おススメできません(汗)。

パーティ用のオープントラムを貸し切って、トラムパーティを開くこともできます。高層ビルを見上げながら飲むビールは最高に美味しいですが、難点は終点までトイレを我慢しなければならないことです(大汗)。

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2009年05月25日 香港島に住む理由
香港島コーズウェイベイ付近のビル群
私はこの街で働いているだけで元気がもらえます。特に西洋と東洋の文化が融合した香港島内の雰囲気が好きです。風水的にも香港島には多くのエネルギーが集まっているそうです。特にビクトリアピークを背景に持つセントラルのHSBC本店付近に一番良い気が集まっているそうで、セントラル地区のわずか数平方キロメートルの範囲内に多くの金融機関がこぞってオフィスを構えています。ところが最近、九龍サイドに新たな金融センター(環球貿易広場)が半完成(上層部はまだ工事中)し、モルガンスタンレーなど外資系金融機関の移転が始まっています。ビジネスエリアが広がって、全体的なオフィス賃貸料が安くなるのは良いことですが、香港島の中で住み働くステータスはいまだ健在です。香港島内に住み続けるのは、家賃が高くて大変ですが、ここにいる限り良い気を受け続けられる気がします。香港島と九龍サイドは3つの海底トンネルで結ばれていますが、このトンネルには見えない国境があり、香港島に住んでいる人はあまり九龍サイドに行きたがりません。その逆もしかりです。こんなことを言うと九龍住民に怒られますが、香港の顔はやはり香港島のビル群が成す夜景でしょう。今日も高層ビルを見上げながら、大手を振って街を闊歩してまいります。

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2009年05月25日 為替ヘッジは得策か?
月曜日の午前中は、週末を含む3日分の日経新聞に目を通すので、情報収集に時間がかかります。会社に購読料を払ってもらっているので、文句は言えませんが・・。週末に掲載される記事は、市場の中長期的なトレンドや、テクニカル分析に関する話が多いので、私達FAにとっても役に立つ情報が多く含まれています。今日一番気になった記事は、月曜日の14面に掲載された「為替ヘッジは本当に得策?」、「株など長期保有、危うい絶対視」、この2つの記事です。

輸出企業の財務部の皆様にはお馴染みの為替予約ですが、同じような仕組みをファンド商品でも選択することができます。為替予約の機能が付いたファンドを「ヘッジ付き」と言いますが、為替が円高に振れたときの為替差損を取り除く効果があります。しかし、外貨が値上がりした場合の値上がり益を手放すことにもなり、日本円と外貨の金利差負担コストも見逃せません。噛み砕いてお話しますと、新興国の成長力を信じて、その国の株式や債券に投資しているのですから、その国の通貨だけ信用しないというのは、筋が通っていないように思います。私なら「ヘッジ無し」を選択して、株式と通貨の値上がり益を両方狙いにいきます。


もう一つ、気になった記事は「株など長期保有、危うい絶対視」ですが、いくら長期保有が基本とは言っても、株式やファンドが想定以上に値下がりしてしまった場合には、当初考えていた企業価値の算定が誤っていたことを認めて売却するのが正しい判断、損切りにしても利益確定売りにしても株式の価格ではなく価値を判断する必要がある、とのことですが、株式の価値ってどうやって判断するのでしょうね~?野村證券さんの証券用語解説集に、PER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)といった用語の説明がありますので、こういうのを使って地道に勉強するしかないですね・・。

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2009年05月25日 蛇口工業地区を見学
(上)蛇口で三洋電機の工場を発見     (下)地元の大手不動産会社もここに拠点を構える
本日は午後から深圳市西部にある蛇口工業地区の顧客と面談、その後、お客様にご案内頂き、蛇口工業地区をぐるっと見て回りました。私達FAが作成するプレゼン資料は、ともすると机上だけの理論になりがちですが、こうして現場を見ることで、自分自身の理論に確証を得ることが出来ます。ですから、時間を割いてでも現場に足を運ぶことは、私達FAにとって非常に重要なプロセスです。

以前に、チャイナプラスワンの幻想という記事を書きましたが、今回、蛇口工業地区を訪問したことで、チャイナプラスワンは中国内以外にあり得ないという推定を確信するに至りました。現在の蛇口は工業地区というよりは、企業の研究開発と購買拠点といった雰囲気です。私の顧客もイタリア系家電サプライヤーに勤務していらっしゃいますが、蛇口には工場を持たず、東莞や恵州といった内陸部の複数の工場に生産をアウトソースしているそうです。

蛇口はさながら中国のシリコンバレーといった雰囲気ですね。(本家のシリコンバレーに行ったことはありませんが・・)工業地区の周囲には街路樹が整然と立ち並び、立派なホテルやデパートもあり、人が集まり、豊かになった市民が購入すると思われる高層マンションが多く見受けられ、近くには深圳大学もあり、さながら学園工業都市といった雰囲気です。


都市化が進むとサービス産業に従事する人口も増えるでしょうから、必然的に製造業はコストの安い内陸部へ移動していくことになるのでしょう。以前に内陸部の東莞近くまで出張したことがありましたが、高速道路などのインフラ整備も急速に進められており、各都市間の連携は緊密に保たれています。そうすると、高い物流コストを支払ってまで、他国へ移転する意義は薄くなるでしょう。例えば、車本体の工場をベトナムへ移転したとしても、車の製造に必要な部品は広東省から運んでこなければなりません。ベトナムで人件費が安くなっても、それ以上の物流コストが発生することは容易に想像できます。

「世界の工場」である中国は、「世界の市場」に変わりつつあります。そして、世界の工場としての機能は、他国へ移るのではなく、インフラ建設とともに、じわじわと内陸部へ移転していくようです。なにせ13億人も人口がいるのですから、チベットまで文明が届くのにあと何十年かかることやら・・。

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