TOP > blog > 上海ワルツ

上海ワルツ



2009年07月02日 日本の人口の1.7%が外国人という現実
最近、ちょっと機会があって日本の人口動態の資料を見ていたらこんな数字を目にした。
日本で外国人登録している外国人は2007年のデータでなんと200万を超えて、人口の1.7%に達しているという。10年前に比べ1.5倍に増えたという。
これは軽く見逃せる数字ではない。小学校の同級生が100人いたら2人は外国人である割合だ。
 これはもちろん「外国籍」として登録している人の割合で、日本に帰化した人や、両親のどちらかが外国籍であるいわゆるハーフの日本人を含めると、外国の血を持っている割合は更に多くなる。不法残留の数を含めたら、その数字の大きさは計り知れない。
 私の子供の頃は学校に外国人などほとんどいないように感じたが、知り合いの話を聞くと今や学校のクラスに一人や二人そういう境遇の児童がいるのが当たり前になっている
 それを裏付けるように、最近の全婚姻数の6%が国際結婚であるという。16組に1組の割合だ。つまりこのままの状態が続き、彼ら夫婦が同じ割合で子供を産んだと仮定すると、日本の子供の6%はハーフとなり、親の3%も外国人とすると、実に人口の9%が、外国人かその子供となる。

 これだけで人口の1割近くとなり配偶者の日本人を含めると、人口比で全体の1割を超える家庭が外国との関わりを持つ家庭となる。上記の数字は更に増加傾向にあり、日本の生活はどんどん外国人と日本人の結びつきが強くなっていく。
 これらの事の是非の論議はあると思うが、これが現実に日本が迎えている実態で、日本が単一民族であるような状況を前提とした法律や教育の内容が、果たしてこのままでよいのかという現実に直面する。
 マイノリティの問題だといって切り捨ててしまうことは簡単だが、自分の家族や子供が外国籍だったり、自分が外国である中国にいて、逆の立場である事を考えたら事はそう簡単ではない。
 少なくとも全体の大半を占める従来の日本人に従えとばかりは言ってられなくなっている。
 これからますますボーダレス化が進むにつれ、国家制度と個人の関係として、どこまで調整ができるか非常に悩ましい問題だ。
 






■コメント

悩ましい?
投稿者:あかまた 2009年09月20日 投稿番号:24251

なぜ結論が悩ましいとなるのか?論理的なエッセイの結論が気になります。その方向へ日本が向かっているという現実を踏まえてより多元的に適切な対応を制度的にも意識的にもなされていかなければならないという事で、ある意味においてそれはさけられないことだと考えます。多様性をどう取り組むかが問われているのですよね。もはや単一民族国家日本ではないのです!多文化、多民族国家日本が将来どう開かれていくかです。
そこで21世紀の日本のスタンスが評価されていくのでしょう!

■トラックバック
Track Back URL
<<2月 2010年3月 4月>>

1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31



プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で営業職に日々悪戦苦闘中。

GOOGLEでブログ内検索

ブログランキング・にほんブログ村へ 中国関連ブログランキングへ

コメント一覧


記事タイトル一覧


カテゴリ一覧


RSS 1.0My Yahoo!に追加



h_12