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 日本上海イッタリキタリ 
 中国ビジネスアドバイザーが好き勝手なことを書いてます 

プロフィール


yammyこと山岡義則。
1985年から中国関連業務に従事。
さまざまな業界を経験。

アシスト上海運営。

上海メイリングリスト復活。

山岡への連絡は
yammy@mti.biglobe.ne.jp
へ気軽にどうぞ!

◆リンク
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ALA!中国
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2009年09月30日 「まじめ」をやめれば病気にならない
最近、コンビニでよく本を買います。
コンビニはその名の通りどんどん便利になっていきます。
昨日も夜眠れないのでビールとパンを買いました。

さて、そんなコンビニで見かけたのがこの本です。



以前、ご紹介した、



の著者でもある安保徹氏の著書です。

「現代人の万病の元はストレスだった」

病気の原因を追及した結果、免疫機能に行き着いた安保先生です。
免疫力はストレスで低下する。
その結果、さまざまな病気になる。

小さな子供の病気もそうなのかという疑問はまだ残っているのですが、少なくとも、大人の病気については理路整然としていますし、周りに人や自分自身を分析しても、確かにストレスが病気の原因だと思います。
そして病気にならないためには、残業をしない、夜遅くまでパソコンをしない、人間関係で悩まない。つまり「まじめ」をやめればいいと言います。

個人的には次の項目が気になりました。

四十代になったら「仕事のやり方」を変える。

三十代では免疫力はまだそれほど落ちないそうです。
でも、四十代になったら、自分のからだには最新の注意を払う必要があるとのこと。

確かに四十を越えてから老眼で目は見えにくくなるし、急に太り出したと思います。

皆さんもどうかお気を付け下さい。

安保先生が言ういつまでもボケずに健康でいられる秘訣は:

「七十歳まで無理せず働く」
「笑みを絶やさない」
「毎日歩く」

体にいいことは人生そのものを良い方向にすることのようですね。


2009年09月29日 独立・起業は難しくない?
少し前からはじめているアメーバーブログの名前を変えました。

独立・起業は難しくない!貴方の長所を活かしましょう!

あまりにも長い間、求人に応募するもほとんどが書類選考で不採用、面接を受けても不採用でさすがに鈍感な私も「これはもう就職する方向性はなし」だと思い、それなら何をするかと考えていたのですが、散歩途中にふと思ったのが『独立・起業アドバイザー』です。

たまにハローワークに行くのですが、失業者は多いです。
そしてほとんどの方が暗い顔をされている。

資本主義の世の中。
働かざる者食うべからずで、仕事をしていないのは本人のアイデンティティをも失くす状況です。
これらの人たちのためになるにはどうしたらいいのか。

自分が起業して多くの人を雇えばいいのでしょうが、それはさすがに話が飛び過ぎます。
それではどうしたらいいか。
その一つの答えが、私のように長い間失業している人に独立・起業のアドバイスをすることを思いついたのです。

これまでも実はこれに近いことをしていました。

人様の悩みを聞くことが多く、そして今、一番ホットな中国との関わり合いを持つ私。

できたら企業に入り、サラリーマンとして安定した仕事がしたいと思っていましたが、それは同時に『甘え』であることにもうすうす気づいていました。

ということで10月から職業訓練に入り、少ないとはいえ失業給付金を受けながら勉強できるようになったので、その間の時間を使い、人様にアドバイスし、役に立ちたい。
そう思った次第です。
そして、今日。ある方とお会いしました。

この方は今年41歳。
これまで一貫して研究活動にいそしんでおられたそうです。
でも、博士号を取ることができず失業。

この方とはある職場の関係で知り合ったのですが、私と同じようにいくら仕事を探しても見つからないとのことです。

「一度お会いしましょう」

とお誘いしたのは私です。
お話を聞くことで、ご本人が気付いていない長所を見出し、それでビジネスしてもらえたら。と考えたからです。

お会いする前のメールでは:

> ただ自分には起業するほどの能力も資金もありません。

ほとんどの方がそう思っておられるのではないでしょうか。
そして私自身もそう思っていました。
でも、それではどうするかというと、それは『仕事を探す』となるのですが、その仕事が見つからないとなるとどうするかというとそれは『引き続いて探し続ける』となるのです。

私も探して探してもうすぐ一年です。
これまでに少し採用してもらい、そのことには感謝しているのですが、最終目標の安定した仕事には程遠い状況です。
それなら、できるだけ少ない資金で、副業的にでも何かをやってみたらどうか。
(ちなみにこの『副業的』というのは今日お会いした方から出た言葉です。)
そしてダメならすぐ方向転換する。

もちろんその間に本業が見つかればいいし、見つかって時間があれば副業を続けてもいいし、だめならやめればいい。
そんな気持ちでとにかく『はじめの一歩』を踏み出してはいかがか?

かなり長い時間、色んなお話をしました。
さて、その結果どうでしょう?
何かをはじめていただけるでしょうか?

写真は大阪証券取引所の前にある五代友厚公です。

あきんどの町大阪。そこでお会いしたのですがさて『あきないのはじめの一歩』を進められるのでしょうか?


2009年09月28日 本当にすごい人
本当にすごい人というのは、一生懸命働きながら、子どもを育てたりしながら、人が嫌がることをしないで生きている人です。誰が何といおうが、私はそう思っています。
『ツイてる!』角川書店



私もそう思います。



2009年09月28日 ユニクロからシューズブランド誕生
ユニクロからシューズブランド誕生
 (株)ファーストリテイリンググループは、カジュアルシューズの新ブランド「ユニクロシューズ」を9月1..........≪続きを読む≫


またもユニクロです。
いつも話題を提供してくれます。

「ユニクロ栄えて国滅ぶ」

ある友人のブロガーが記事にしていますが、ちょうど、松下幸之助氏と中内功氏のように、同じようにお客さんのことを考えていてもその手法が少し違う、時代が違う、考え方が違うために『価格破壊』で自らもお客が見えなくなったダイエーのようにユニクロもなるのでしょうか?

なかなか外からではわかりませんね。

ユニクロは、ちょうど私が上海の服装検品会社にいるときに色んな話を聞いたのですが、当時の話の内容は「頭脳が集まり智恵を絞っている」という印象でした。
今も、次々と智恵を絞っているように見えますから、智恵を出し続けているのでしょう。

ただ、ダイエーについて。
ある紙関係のメーカーにいるときに、東京の芝大門に行ったことがあるのですが、商談では客側が下座に座り、あまりにも強引な要求に「それでは受けることができません」と言うと大声で「お前にゆうとるんやない!何を偉そうにゆうとんねん!!!」と叱られたことを思い出します。

その担当にしてみれば、中内代表の前でプレゼンテーションを行うなど、そのプロジェクトにかけていたのでしょうが、まさに「客を客を思わない態度」を体験したのでした。

ユニクロは果たしてどうなのでしょうか?

先日、あるテレビ番組で柳井さんが新規開店のお店に顔を出した時、商品の陳列の仕方に文句(指導ではなくて厳しい口調で)を言っているところが映し出されていましたが、普段の柳井さんはどのような考えを持ち、社員をはじめとした「人」に接しているのでしょうか。

柳井さんが松下幸之助氏の道を歩むのか、それとも中内功氏の道を歩むのか、注目したいと思う、今日この頃です。


2009年09月27日 レッテル
引き続き:



です。

第15章 レッテルではなく、いま目の前にいるその人とコミュニケーションしなさい。
その人を失ってしまわないうちに。

に次の文があります。

もし、わたしたちが、目の前にいる生きたその人とコミュニケーションを交わしているとしたら、わたしたちが現在かかえているようなコミュニケーションの問題は生じないはずです。

あなたは、いま目の前にいるその人とはコミュニケーションしてはいない。
あなたがコミュニケートしているのは、あなたがその人につけているレッテルです。
この人はこういう人だという、あなたの思い込みです。


そうだと思います。
著書ではさらに詳しく説明されていますが、人はレッテルをつけています。
そしてそのために目の前の生きている人を見ていない。
偏見を持っていて、色眼鏡でみている。
これは日本人が中国人を、さらに中国人が日本人を見る時にもこうなっています。
そしてコミュニケーションがうまくいかず、誤解や思い込みが生じて色んな問題が起きる。
日中の間に立つことが多い私はそれを目の当たりにしてきました。

「中国人って○○○ですね」

中国に関係する日本人の方でこれをよく口にする人がいます。
私自身かつてそうでした。
他の人に対してそのように話すと、なんだか自分が偉くなったような気分がするから不思議です。

こんな人間について、著者は次のように説明します。

わたしたちには、自分の経験や記憶で、すべてを一般化してしまう傾向があります。
サラリーマンは、先生は、政治家は、最近の若い子は、中年のおばさんは、あるいは、血液型がA型の人は、蠍座の人は、酉年の人は―――。

それはそれで、ある部分では機能していていることでしょう。
彼らとつき合うにあたっての「かまえ」や「対応」の仕方を知る上では役に立つことでしょう。

しかし、あなたが一度、先生や政治家を、あるいは、あなたの友人を、過去の経験や記憶から、「○○○な人」と思いこんでしまえば、目の前にいる、いまのその人をも、その「○○○な人」という先入観でしか見ることができなくなってしまいます。

その結果、あなたの「対応」もそれに応じた制限されたものとなり、その人との関わりは、表面的で、つまらないものになっていってしまうでしょう。


いかがでしょうか?
「中国人は○○○だ」と言った瞬間に、目の前にいる部下や社員を偏見や思い込みで見てしまい、ありのままの「その人」を見ていない。
これはほとんどの日中関連企業の中で行われていることではないでしょうか?

もちろん、最初は誰もがそうなるのでしょう。
初めて中国人と接する、あるいは日本人と接する場合には、やはり何らかの基礎知識が必要です。
それは「かまえ」ですが、それがないとあまりにも「わからない存在」は人にとって恐怖だからです。
そして、中国人や日本人との付き合いが続き、その付き合いの中から、

「あれ、これは自分の思っていたこととは違うな」

とか

「みんなが言っている中国人といま私の目の前にいる中国人はちょっと違うな」

とか思うようになり、最初の偏見や思い込みが少しずつ矯正されていくのだと思います。

もっとも、その過程にはかなり時間がかかるでしょうし、また、矯正の程度が少ない人がいるのも事実。

「人はレッテルをつけたがるもの」

そう知っているだけで、かなり素直にコミュニケーションをすることができると思いますがいかがででょうか?

ちなみに中国語で「レッテルを貼る」は“戴帽子”。「帽子をかぶせる」ですね。
そしてこれはかの「文化大革命」で大いになされたことです。
中国人も日本人と同じように「レッテルを貼る」ことが一般的なようです。


2009年09月26日 あなたは聞いていない
いやー幸せです。こんなにゆったりとした時間があって。
今日は小学校の運動会でしたが、本を持って行って、時間があるときには読んでいました。
今、読んでいるのは:



大阪梅田の紀伊国屋で見かけて「あなたは聞いていない」というフレーズに魅かれました。

『聞きなさい。最後まで聞きなさい。』

までは、これまでも必要だと思っていたのですが、さらに:

『口でも頭の中でも、批判したり評価したりしないで、聞きなさい。』

ここまで来ると、猛烈に反省するのでした。

斎藤一人さんが、軽いタッチでこう言います。

「たいがい人の話なんて聞いちゃいないんだよ。聞いてるふりして次に自分が何を言うか考えている。舌舐めずりなんかしちゃってね。」

確かにその通り。
日中の間に立ち、通訳など交流に関わる仕事をしていながら、さて、自分が日本語を使って話を聞くとなると、おっしゃる通り。
相手の話を聞くと見せて、次に何を話すか考えるし、批判する個所を探したり、評価しながら聞いているのですね。
これでは『聞いたことにはならない』といいます。

さらに『コミュニケーションはキャッチボール』では、具体的な会話例で説明してくれます。

A「気分はどうですか?」
B「あまりよくないですね」
A「そうですか、気分がよくないんですね」

これでコミュニケーションが完了するというのです。
そしてもう一つ。

A「どこが調子悪いんですか?」
B「胃が痛いんですよ」
A「胃が痛いんですね」

と続ければ、再び、コミュニケーションがひとつ完了します。

でも、次の例はコミュニケーションが完了していない例です。

A「気分はどうですか?」
B「いやあ、よくないです」
A「なんで?」

ここでではコミュニケーションがまだ完了していないというのです。
Aさんは、まずBさんが気分が悪いことを受け取ってから、再び、次のコミュニケーションを始める必要があるといいます。

もう一つ、完了していない例。

A「気分はどうですか?」
B「いやあ、よくないですね」
A「みんなは、楽しそうですよ」

この場合、Aさんは、Bさんの投げ返したボールを受け取らず、無視したも同然で、Bさんは、気分が悪いことを非難されたように感じ、なぜなんだろう、どうせわたしの言うことは聞かれないと、自問自答を繰り返すことになるとのことなのです。

この例、私自身、このように無意識とはいえ、相手の投げかけてきたボールを無視したりすることがあるのですが、通訳をしているときに、このようなコミュニケーションになることが多いことに気付いた次第です。

『日中関係での問題の多くは、お互いの誤解が原因。』

そう思うのですが、そこには言葉の問題が大きく影響しています。
そして、通訳が介在するので、どうしても、キャッチボールがうまくいかない。
ちょうど、上述の『(コミュニケーションが)完了していない』状況になることが多いと思うのです。

本来なら、通訳を使うのなら、同時通訳にかぎるのかも知れません。

ただ、その場合、多くの日本人の話すことは中国人には意味不明となるでしょう。

コミュニケーション。

修行はまだまだ続きます。



2009年09月25日 とっても運が良かった
昨日は雇用能力開発機構京都センターに行ってきました。

ハローワークで見かけ、すでに申し込み受講が決まっていた起業・就業サポート塾を辞退して、試験と面接で不合格になる可能性がある半年間の職業訓練コース【工場管理技術科】。
試験当日は5名の定員に対して6名が受験。
どうなることかと思っていたらラッキーなことに合格し、入所の説明会があったのです。

できたら就職したいと今も思ってはいますが、この職業訓練コース。
私が思っていたよりも運がよかったようです。

まず、私が受験したのは「追加募集」であったのです。
説明会ではじめてわかったのですが、もともとこのコースは15名の定員なのですが、すでに10名が決まっていて、残り5名を「たまたま」募集していたとのことです。

そして、この訓練を受けている間は、失業給付金はもちろん、交通費も出るし、日当(700円)も出る。

また、第二種電気工事士を受験する基礎も学べるとのこと。
とても運が良かったのです。

説明会で席が隣だった人と話す機会があったのですが、その人はもとN○C(日本電○)の石山工場にいたと言います。
職場ではリーダーにまでなっていたとのことですが、リストラに会い、一年以上も失業状態。
45歳のその方はお母さんと二人暮らし。
そのお母さんも骨折し入院したので、その世話もしていたと言います。
面接を受けても「こんなに素晴らしい経歴の方は雇えない」となかなか就職できなかったと言います。
こういう方がおられるのが今の日本なのですね。

そうそう、その方はこうもおっしゃっていました。

「大阪はこういった職業訓練には年齢制限があり、若い人しか受講できない。」

住んでいるところも含めて限りなく恵まれていたのでした。


2009年09月24日 リスク度はレッドゾーンに突入?
リスク度はレッドゾーンに突入?「中国依存症」に陥る日系企業の光と影

ダイヤモンド社のビジネス情報サイト:DIAMOND online の今週のキーワード、真壁昭夫氏の記事です。

この世界的な不況に最も早く立ち直った中国。
その中国市場に対する実績が:

わが国企業の収益力を左右するほど大きな影響を与えている。

とのことです。

その例として大手自動車メーカー、建設機械大手、農業機械メーカーだけでなく、

スーパーなどの小売りや化粧品など、生活雑貨を扱う企業も、高い成長性が見込める中国でのビジネス拡充に注力している。

すごい中国パワーですね。
でも、この方向が「中国依存症」になっていないかという問題提議の記事です。

さて、どうなのでしょうか?
これまで何度かあった中国市場への進出。
すでに、日本企業は十分な経験を得ているのではないでしょうか?
何度か痛い目にあった企業も少なくないと思います。

記事では中国が持つリスクとして:

・共産党政権による「一党独裁体制」。
・「通貨=人民元」の取り扱い。
・“バブル”。

どれも、中国ビジネスに関わる人なら合点承知していることだと思います。
そして、そのリスクを承知で『生き残りをかけて』進出している。
それが事実ではないでしょうか。

一昔前、中国への進出は、すぐ真似されるから嫌だ。と言っていた状況では今はもうなくなった。
背に腹は代えられない。という状況なのではないでしょうか?
また、誰でも気軽に進出できる基盤ができたということも大きな要素なのかも知れません。

最近、求人を見ていてもかなり活発化しているようです。
そろそろ日本も中国のおかげで景気回復なのでしょうか?


2009年09月23日 びっくらポン!
シルバーウィークに特にどこにも連れていかなかったので、今日は回転寿司に子供たちを連れていきました。

近所には二軒、回転寿司があります。
一軒は以前はあきんど。今はスシロー。
もう一軒は少し遠いのですがくら寿司。

昔はスシローに行ったこともあるのですが、ここ数年はずっとくら寿司です。
どうしてか?
それは子供たちが行くのならくら寿司だと言うからです。
ではどうして子どもたちはくら寿司なのか?
それは『びっくらポン』があるからです。



空いたお皿五枚で一回チャンスがあるのです。
まるで『ガチャポン』のようなもの。

以前、あるニュースで『レストランが遊び場になった』と紹介されていましたが、まさにそうです。

子供たちは、この『びっくらポン』をするためにお寿司を食べる食べる。

もちろんくら寿司はそれだけではなく、無添加だし、味も美味しい。
そして行く度に新商品を開発している。

つまりおよそ誰もが考えるだろう企業努力はしていて、その上に、子供たちの遊びの心をくすぐる。
なんとも商売人の鑑ではないですか。
そう言えば、同じように子供たちが大好きな餃子の王将は、この不景気にもかかわらず業績を伸ばしているそうですね。

いつの時代も、お客さんの心をつかめば、不況なんて怖くない。
そうことなのでしょう。


2009年09月23日 しがみつかない生き方


テレビでベストセラーになっているとのこと。
本屋さんでも大きく取り上げられていたので買いました。

帯には「ふつうの幸せ」が最大の幸福。

とあり、さらに

成功願望を手放し、ムダを楽しんだら、必ずもっと満たされる。

アマゾンのカスタマビューには色んな意見が書き込まれています。
どちらかというと評価は良くないか。

仏教的には「しがみつかない」は「執着を捨てること」。
著者は精神科のお医者様で、臨床経験を経て、仏教の教えに到達したということなのかも知れません。

著者は「あとがき」の最後の最後にこう記しています。

ふつうにがんばって、しがみつかずにこだわらずに自分のペースで生きていけば、誰でもそれなりに幸せを感じながら人生を送れる。
それで十分、というよりそれ以外の何が必要であろうか。


「過ぎたるは及ばざるがごとし」
「ほどほど」

ということなのでしょうか。

もちろん、これ以外にも著者の25年にもわたる医者としての生活を通して独自の視線で社会を見ていてそれを著しています。

小泉政権が構造改革に失敗した結果だと思われる患者さんが増えているというところなど、著者ならではの視点だと思います。

それでも、全体的に分かりにくいかも知れません。
全体を通じて、本人が「しがみつかない」と言えば言うほどご本人が「しがみついている」を受けたからです。

ところで私が心に残ったのは、成功者の真理についてです。

成功した人と、そうでない人は決して努力が足りないのではなく、ただの“不運な人”に過ぎない。
でも、成功した人は次のように思えなくなると言います。

私がいまあるのは幸運と偶然の結果であって、一歩間違えば、私も病気になったり家族に虐待されたりしていま頃孤独な失敗者だったかもしれない。

そして成功者たちは次のように思うとのことです。

私の成功は努力の結果だ。たとえ恵まれない状況に生まれていても、私の場合は、努力で今日の成功を勝ち取っていただろう。

このように考えることで:

自分の成功は必然であり、不動のものであることを自分に納得させようとするのだ。
そうやって失敗の可能性を否認し、失敗者などものの数ではないと否認しなければ、「明日は私も孤独と絶望の側に回るかも」という不安がむくむくと膨らみ、いても立ってもいられなくなるからである。


そういえば、これまでお会いした世に言う成功された方々は多くがこの傾向にあったと思います。
中には、会社が倒産し、本当に「明日、孤独と絶望の側に回」った人もおられます。

こう言った心の動きについてのある種の分析としてとても興味深い本でした。




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