この数日間で、私の人生でかなり大きな変化がありました。
それは、
『私は、もう絶対怒らない。』と決めたのです。
事の発端は、職業訓練です。
3分間スピーチで、私のこれまでの人生を振り返って、自分は短気だったと反省した(よう?)なのですが、それを講師が心にとめてくれて、何度も「山岡さんは短気だから」と言っていただいたこと。
さらに、年上のクラスメートに相談すると、そのクラスメートも私が短気だということを見抜いていたこと。
そんなことがあって、本屋さんで見かけたのがこの本です。
今はできるだけ節約しようと思っているので、一瞬迷ったのですが、結局購入しました。
すると、今の私の状況が、これまでの人生の積み重ねで、それも、間違った生き方をしていたからこうなったということがはっきりとわかりました。
何が間違っていたのか。
それは一言でいえば、私はこれまでずっと怒っていたから。なのです。
でも、私を知っている人は、「確かに山岡は短気だけれど、普段はそれを抑えていて、笑顔が多い。」そう思ってくれる人が多いと思いますし、自分でもそう思っていましたが、この「普段、それを抑えている」ということが大きな問題だったと気づくことができたのです。
この本の中で、「人は喜んでいるか、そうでないか」の二つに一つだといいます。
つまり、「喜んでいない時には怒っている」と。
私は、子どもの頃から、親に厳しく怒られることが多かった(と自分ではそう思っていた)。
そして、その状況から逃げるために「どうやったら楽に死ぬことができるだろう」と考えていました。
それが、武術と出会い、自分の心に打ち克つという教えで救われ、『自分に厳しく、他人にやさしく』をモットーに生きてきました。
でも、その人生は、改めて振り返ると「喜んでいること」より「そうでないこと」の方が多いのです。
これまではそれでいいと思っていました。
でも、この本では、「喜んでいないのはつまり怒っていること」だと書いてあります。
これとは別に、この十年間、仕事について順調とは言えない状況で、そのおかげもあり、斎藤一人さんや小林正観さんの本などで学んでいたのですが、その中では「今、幸せだと思うことができれば幸せになれる」ということがあり、そうなればどんどん幸せを呼びこんでいく。ともあるのですが、私はずっと怒っていた。だから幸せになるはずがなかったのです。
この本で紹介されているお釈迦様は、
「たとえば、今、泥棒があなたの家に来て、あなたをノコギリでバラバラにする。と言ったとしても怒ってはいけない。」
と言ったといいます。
それぐらい、怒りは自分の心を壊し、身体を壊し、自分を不幸にするものだといいます。
確かにその通りだと思いました。
私の今は、これまでの私の生き方が間違っていたから。
その間違いとは「喜んでいなかった」から。
「怒り」を抑えるのではなく、ただ「怒らない」こと。
「何があっても怒らない」と決めること。
そしてそれを実践すること。
私は今年、50歳。
50年もたって初めて私に与えられた課題に気がついた。
そう思う今日この頃です。
