喜んでいない時。
例えば退屈なときなどは、小さな怒りだといいます。
このことを知ってから、絶対怒らないようにと思い、この土日を過ごしたのですが、家族と一緒にいると、色々と怒るネタがあるものですね。
さあ、出かけようと言っているのに、ぐずぐずしてなかなか準備ができない。
こんな時、怒鳴りはしませんが、心の中では不愉快になり、むっとしていた私。
でも、今は怒りません。
家内の実家に借りた車での移動。
後ろの席で子どもがじゃれているうちにケンカに。
こんな時も、前なら、「静かにしなさい!」と叱りつけていたのですが、今はそんなことはしません。
怒りそうになる自分を観察して、なぜ怒る必要があるのかと考え、怒りを回避しています。
こうなると、怒りに邪魔されないからでしょうか、子どもたちが、そして家内がいてくれることがどれだけ有り難いかということをしみじみ感じるようになりました。
絶対怒らない。
これはとても幸せを感じる生き方なのかも知れません。
でも…
昨日の夜、高校の先輩から電話がありました。
何と、先輩の奥さまが亡くなられたというのです。
その先輩とは何度もいっしょのお酒を飲みました。
そうそう、私の実家に泊まっていただいたこともありましたし、つい最近お会いしたばかりです。
奥さまにはお会いしたことはないのですが、高校受験される娘さんが一人おられることは知っています。
同じく阪急電車の三国駅の近くに住んでいる。ということがあり、また、先輩は落語家であり、中国語の学び方の参考として色々と教えていただいたこともあり、なんとも言えない気持ちです。
この時に、自分自身の心の動きを観察していると、とてもじゃないですが楽しい気分ではないのです。
そして、喜ぶなんてとんでもない。
ということは、怒っているのですね。
確かに、とても腹立たしく思っている自分がいます。
人が亡くなる。というどうしようもない事実に直面して、どうしようもないということに怒りを感じている自分がいます。
こういうときはどうしたらいいのでしょう。
悲しみは悲しみでしっかり感じて、でも、悲しみが自分の心や体を壊すということを考えて、心を早く平安の状態に戻すようにするのがいいのでしょうね。
お通夜にも、葬儀にもいけませんでした。
そんな自分にも腹立たしい思いを持ってしまいます。
やっぱり怒ってしまう私でした。合掌。
訃報:山澤由江さん50歳=寄席三味線奏者山澤由江さん50歳(寄席三味線奏者=やまさわ・よしえ) 7日死去。
葬儀は8日午前9時半、大阪市淀川区西中島2の11の26の北大阪祭典。
喪主は夫で落語家の笑福亭仁勇(しょうふくてい・にゆう<本名・山澤健二=やまさわ・けんじ>)さん。
毎日新聞 2010年2月7日 15時30分